
ばあちゃんの日傘を譲り受けた。
手刺繍の花が綿地に刺してある。
きっとUVカットなんてされやしないだろう日傘。
でも嬉しい。
私はお祖母ちゃんが大好きで、彼女が元気ならひとまず何でもいい。
究極のえこひいき。
母も唸りをあげるばあちゃんコンプレックス。
何年か前、市川崑さんの遺作となった「犬神家の一族」の撮影現場を
ある雑誌の企画で取材させていただいた。
幼少の頃から憧れ続けた市川崑監督と喋れただけでも、
卒倒しそうなくらい嬉しかった。
今思い出しても興奮する。
でももう1つ嬉しかった事。
私は憧れの映画本編の照明を浴びながら、
ばあちゃんが若かりし日に着ていたレトロなワンピースを身につけて、
セットの上写真撮影させて貰ったのだ。
伝わるかな?
私は憧れて止まなかった世界の真ん中で、
愛してやまないばあちゃんの想い出を羽織って呼吸できたこと、
本当に嬉しく思ったんだよ。

のんびりする事が一番好き。
家族が普通に笑ってくれてたり、友達とダラダラ何でもない時間を過ごしたり。
はたまた友達の犬とじゃれあったり、みんなでお酒を呑んでお喋り全開でケタケタ笑ったり。
そんな時間を過ごしていると気持ちが優しくなる。
結果、私は意外と楽天家なのかな。
いつか色んな想いも事柄も、丸く治まんだろ。
そんな風に思ってるんだろね。
あなたはきっと幸せになる。
ここまで迷ったり悩んだり、それでも歩いてきたんだもの。
長い時間を掛けて。
ようやく優しい顔で向かい合い、話し合えるようになったりさ。
生きてると諦めてた何かを手にする瞬間って沢山待っているんだよね。
始めに望んだ形とは少し違うかもしれないけれど。
あなたが歩んできたからこそ生まれた道があって、
いつかその道のりを信じた人々があなたの傍らに立つようになるんだろうね。
そういうのがやっぱり素敵なんだな。
私も頑張ってみるから。
かっこいい貴方でいてください。
幸せな貴方でいてください。
追伸:
サボってるわけではないですよ!お仕事ちゃんとしてますよ!
写真は秋からのツアーチケットデザイン(ライブキッズ専用じゃす。)です。
宿題!宿題!
「歩く」
アルバムに先駆けてレンタル専用CDとして
「歩く」という曲をシングルカットしています。
ミュージックビデオも撮りました。
「歩く」はアルバム最後を飾る曲。
この曲がアルバム全てを表している訳じゃないけれど、
私はこの曲を歌って明日を迎えなきゃいけないと思ってる。
ビデオの中で私は泣いちゃってるんだ。
初めて観た時とても違和感があった。
この曲はもっと力強く前に進む曲でしょ?って。
清々しい笑顔を見せてほしかった。
でも、撮影の日。
監督がカメラの向こうに歌うんじゃなくて、
自分の内面に語りかけてみて欲しいと言った。
私はボロボロと泣くしかできなかった。
生まれる音楽はいつも二歩も三歩も前を行く。
現実の私は、何かを切り開くような力をまだ得てない。
明日を恐れて、今日に泣くばかり。
それでも生まれいずる音楽が生きたいんだと叫んでる。
生きなさいと肩を抱く。
何を大袈裟な?と思う人もいるだろう。
でも私は死ぬほど生きたいなと思う。
死ぬほど死にたくないなと思ってる。
この歌を笑顔で歌える日が来るまで、
終わるわけにはいかないと思ってるんだよ。
友達と会うんで待ってたらドーンドーンって音がする。
室外機によじ登ると、
建物の隙間にギリギリ花火が見えました。
夏の花火は見ましたか?
昔、熱の出た夜
海で花火を見せてくれた人がいて
私はその日の熱に滲むぼやけた花火を今も忘れられなくて
そして今もずっと願ってる。
あんな花火を見てみたいんだって
あんな風に海に呑まれる
綺麗な流れ星を見せてくれた人が
その人の未来が
ずっとずっと
綺麗なものであってくれたらいいなって
笑っていてくれるなら
それが一番いいなって
今もやっぱり願ってる。
